押し引き編 part3 終盤
こんばんは!
さて押し引き編も最終回、今回は終盤の押し引きについて自分の考えを解説します。
まず、終盤の定義ですが、基本的には12巡目からハイテイまでと考えます。
で、この終盤では一体何が大切かといいますと、対応力です。
終盤のリーチや仕掛けに対してはかなりシビアに対応すべきです。
なぜなら、この終盤というのは自分の和了率は低下しているからです。
ツモ回数が少ないというのが主な理由ですが、終盤は他家も聴牌していないとなかなか押してこないため、あたり牌も止められる可能性が高まっているからです。
例えば、自分がタンヤオドラ3の場況的にそんなに良くないカン5pでテンパっていたとして、相手の1人があからさまに聴牌のホンイツ仕掛けにその色の牌を持ってきたとします。序盤、中盤なら押す場合がありますが、終盤ならほとんどのケースで降りです。
両面聴牌でも押さないほうがいいかと思います。
先ほども述べたように、終盤というのは和了率は非常に低いのです。
そこで自分が聴牌だからと危険牌を切っていると、このブログでは何回も言っている無駄な放銃になりやすいです。
確かに、自分の高い手を崩すのは勇気がいると思いますが、そこをぐっと我慢しましょう。
勝負手というのはアガリの公算があり、見返りのある手です。
あがれる公算が低い終盤は素直に降りる気持ちを持ちましょう。
もちろん、あがれそうな待ちならば押す価値はあります。
特に最終盤あたりというのは聴牌料欲しさに多少の牌は押してくる人は結構多いです。
場況的に出アガリが期待できる待ちならば、多少押しても問題ないケースが多いです。
自分が聴牌しているということも、聴牌料の観点から重要かと思います。
もちろん、ド危険牌を持ってきたら素直にオリでいいでしょう。
それから、終盤ではヤミテンのケアもきちんとしましょう。
リーチや仕掛けに対して無筋を切っている相手がいるならば、高確率でヤミテンで聴牌しているので、現物待ちに注意しつつ、自分の手牌の評価も1段階下げるようにしましょう。
中盤まではリーチや仕掛けに対応するのが基本ですが、終盤は+αでヤミテン警戒です。
意識してみていると聴牌気配はわかることが多いので、他家は気を付けてみておきましょう。
さて、押し引き編はこれにて終了いたします!
序盤、中盤、終盤の対応に磨きをかけつつ、総合的に押し引き出来るように頑張ってください!
ではでは~