焦るな。
人はどうしても負けが込んだり、ミスしたりしたとき「この負けを何とかして減らす!」とか、「もう絶対にミスするもんか!」などと言って焦りだす。
だが、そんなメンタリティーで打っているとさらに負ける状態を自ら作り出すことになる。
負けを減らそうと思って勝てるならいい。ミスするもんかと言って100%ミスが無くなればいい。
でも、そんなの不可能だということはみんなとっくに気づいているだろう。
誰だって状態が悪くて負けることなんてあるわけだし、人間だからミスもするものだ。
大事なのは、心を強く持ち、常に前を向くこと。
天鳳を打つ前、フリーで卓に座る前、それを忘れないことだ。
結局、負けを取り戻そうとか、ミスをしないとかいう考え方は弱気なのだ。
負けていても堂々と構えていればいい。
ミスしても忘れればいい。(打ち終わった後の反省は大事。)
麻雀はその理不尽性がゆえに、悪いことが連続で起こるとどうしても弱気になりがちだ。
(ああ…いままで勝ってきたのに…やっぱ俺は弱かったのか…あんなのは確変だったのか…)
とか、もっとひどいと
(なんでこんなに負けんだよ…あのクソ上家のクソ鳴きのせいでまけたんや…)
などと人のせいにしだす。
全部弱気。弱小、弱者、小心者の思考。
麻雀なんだから負けが連続しても仕方ないのだ。
それがたとえ、100戦だろうが500戦だろうが起こり得る可能性はある。
大体、そんな落ち込んでる暇があったら反省しろ。
負けには必ず要因があるんだ。
その負けを次に活かせるか、もっと言うと実践に落とし込めるかどうか。
負けを真摯に受け止め、その悔しさを味わい、前を向く者には必ずや金や、ポイントが還ってくる。
ちょっとここ最近トップが取れないからと言って弱気な打牌してんじゃねーよ。ホントに。ホントに…下らねえ…。