人と比べる事の無意味さ
麻雀で自分と同じレベルか少し上、もしくは、少し下と思う打ち手が身近にいると、どうしても人は実力を比較してしまいます。
こんな雑魚に負けない!
あいつよりか、俺の方が上手いな。
もしくは、
こいつよりか俺はまだ弱いのか…。
なんでこんなに麻雀打ってるのにこいつには勝てないんだ…。
こんな事を思ってる人、いますよね?
はっきりと言います。
その比較、全くもってナンセンスだと。
なぜでしょうか。
どんな物事でも、そうです。
自分が置かれている環境下では、自分が優れている方だと認識していても、あるコンテンツ全体(麻雀でいうと全ての打ち手)の中では大したこと無いって事は多々あります。
簡単に言うと、上には上がいるということです。
日本の野球人がイチローの全盛期に比べると大抵劣っているように、麻雀でも例えばMリーガーのように圧倒的に上をいく存在がいるわけです。
ゆえに、どんなに人と比較しても敵わない存在がいるのでキリが無いのです。
それに、人と比べて「こいつより上だな、下だな」と考えていると、才能に嫉妬してやる気を喪失したり、自己満足してしまって成長が止まったりと良い事が1つも無いような気がします。
もちろん、圧倒的に上の存在がいてその人を目標にしてモチベーションを維持をする事は健全な向上の在り方だと思います。
しかし、たかだか同じようなレベルの人間と競ったところで自分を傷つけるか、慰めるかのどちらかにしかならないと思います。
比べるなら、過去の自分と比較しましょう。
麻雀においては例えば、天鳳の自分の昔の牌譜を見て「この時の自分は下手くそだな」と思えれば、それは実力が付いている証だと実感できるのです。
成長というのは、現在の自分よりか腕を磨くことなのです。
そのために、日々の努力を怠らないのです。
人と比べて自信をつけたって、その自信は脆く、一瞬にして崩れ去ります。
自信というのは、成長したという実感無しに得られないのです。
麻雀が大好きで、もっと強くなりたい。
その一心で精進していきましょう。
結果に一喜一憂してはいけません。
常に前を向いて、自身の成長を実感していきましょう。
麻雀で成長が止まっている人は技術云々の前に、麻雀に対する姿勢から変えてみてはどうでしょうか。
正しい姿勢で対局に臨めば、きっと新たな自分の麻雀に出会えるはずです。