押し引き編 part2 中盤
こんばんわ〜
押し引き編の第2弾、今回は中盤の押し引きについての考え方についてやっていきます。
画像入れて説明したほうが分かりやすいでしょうが、面倒くさいので省きますw
今後のブログでは画像も入れていきたいと思っておりますが、今回は考え方だけ説明します。
1 危険牌の先処理
中盤(7~11巡目あたりを目安に)に入ると他家のテンパイ率が急激に上昇します。
ということは言わずもがな放銃率は上がりますね。
そこで中盤はブクブクに構えてアガリをまっすぐ目指すのもいいのですが、他家全員に危険な牌は先に切っておく(間に合わせる)ことの方が重要だと思います。
間に合わせることで放銃率は下がりますし、押し返しやすい分、自分の和了率も上がるのです。
最近の戦術書には、手牌は基本的にブクブクに構える事が重要と書いてますが、中盤以降だと危険牌は先に処理する方が得な気がします。
麻雀はあらゆるツモに対応できるように手牌を組むのが基本ですが、時には形を決めて打つように心がけましょう。
2 対リーチ
麻雀は巡目が深くなるほど和了率は下がっていきます。
中盤のリーチに対しては、序盤のリーチに比べて当然ながら引き寄りの判断が迫られます。
例えば中盤にリーチドラ3の愚形と愚形のシャンテンなどでリーチに向かっていくのは大抵の場合損です。
先ほど述べたように巡目と和了率は関係しています。
いくらアガった時に打点が高いからといってそのような手で押すのは損です。
麻雀で一番大切なのは和了率なのです。
あがれない高打点手で無筋をバシバシ切るのは自分勝手な打ち方のでやめましょう。
それから、リーチを蹴ろうとしてかわし手でゼンツしている人をたまに見かけますが基本的に損です。
アガったら「リーチを蹴ってやったぜ!」と得意な気持ちになるかもしれません。
ですが、押すという行為はそれなりの手からでないとリスクの方が高くなる場合が多いのです。
かわし手は慎重に押し引きを判断しましょう。
基本は降りくらいの気持ちで良いと思います。
3 対副露
これが一番難しく、差が出るところです。
押し引きの基本ですが子の仕掛けで安いのが見えきっている手はほぼ無視で構いません。
そんなのをいちいち気にしていたらアガリを逃すケースが増えてくるでしょう。
親に上がらせないように振ってもいいや、くらいの気持ちでいましょう。
そうではない、打点の見える仕掛けやよく分からない仕掛けに対しては、自分の手牌と相談しましょう。
仕掛けはリーチに比べて待ちが想定しやすく、危険牌の特定は比較的容易です。
中盤で2副露の相手などには自分の手が上がれそうかつ、見返りがある場合以外は、当たりそうと思った牌は止めるようにしたほうがいいです。
リターンのある手でも、ホンイツやトイトイ、チャンタ仕掛けなど特に危険性が非常に高いと読める牌は歯を食いしばって降りましょう。
大体放銃になって後悔しますから。
まとめると
・中盤は危険牌の先処理が大切。
・巡目が進むほど和了率は低くなり、放銃率 は高くなる。
・かわし手の押し引きは慎重に。
・仕掛けに対しては危険牌が特定できる場合 はその牌は打たない。
いかがでしょうか。中盤の押し引きは非常に重要な要素です。
ここが疎かになると急激に負けます。
とにかく中盤は雑に押し引きせず、自分の手牌を中心に様々な要素を総合的に判断して丁寧に押し引きしましょう。
ではでは〜(≧∇≦)
忍耐力
麻雀で勝つためには自分の麻雀をきちんと打ちたいものだ。
普段はしないような仕掛け、リーチ、はたまた弱気になってのひより。
こういうのは自分の麻雀を腐らせ、大抵は流れを悪くする。
負けるにしても中途半端に負けてはいけない。
自分の打ち方を貫いた上で負けるんだ。
自分の納得する麻雀が打ててなかったら勝ったとしてもそれは単なる偶然と思った方がいい。
そんなので勝つくらいなら負ける方がマシだ。
負けたら反省するからね。
麻雀で大事なのは内容だ。
1日の成績でプラスを出すと「強いねー」と言われることがよくあるが、自分の麻雀が打ててないときは素直に喜べない。
俺の麻雀はコピー麻雀だが、選択がぶれないように打つ事は心がけている。
だが負けがこんだり、精神的に参っているときなど、麻雀がブレそうになることはいくらでもある。
そのときにいかに我慢できるか。
その我慢強さこそ麻雀での勝敗を決める。
麻雀は技術が優れてることも大事だが、それ以上に大事なのは精神力、特に忍耐力は麻雀打ちとしての強さに直結する。
どんなにアガリたい局面でもその1牌を止める忍耐力。
怖くて逃げ出したくなるようなリーチにもド無筋を切る忍耐力。
zeroさんが、麻雀はこの2つの二律背反(押しと引き)した要素を同じ人間がこなさないといけないところに麻雀の難しさがあると言っていた。
そこに共通するのは忍耐力だ。
我慢強さを磨けば強い麻雀が打てるようになるだろう。
軽い麻雀を打ってはいけない。
自分を厳しさの中に置いて甘えは排除しろ。
その厳しさこそがいずれ麻雀打ちとして一人前になるために一番必要な事だと思う。
俺の麻雀はまだ軽い。
それは自分に甘いから。
麻雀くらい甘えずやっていこう。
そう、麻雀くらいは甘えずに、妥協せずにね。
手組の優先順位 part1 和了>打点
こんばんは!
前回のブログで言ったとおりに、今回は自分の手組における優先順位について2回に分けて解説したいと思います。
自分の中での手組の優先順位は以前
和了>打点>速度
と書きました。
これは当然点数状況によって変わってくるのですが、基本的にはこの方針を守っています。
この優先順位について、速度と和了は一緒だから、この順位はおかしいとのご指摘を受けました。
一般的にはそうですよね。。
ただ僕の中では和了、というより和了率ですね、これと速度、ここでは聴牌速度と考えてもらって構いません、はかなり違う感覚です。
論理的には、聴牌が早いほうが当然和了率も高くなります。
そりゃそうですよね。他家より速く聴牌していたほうが速く和了抽選を受けれる分、和了率は高くなります。
ですが自分が言う和了率というのはちょっと違いまして、簡単に言うと打点に対しての和了率なのです。
例を挙げます。
この手を普通に考えるなら、9s一択です。
自分は赤5sを切りました。主な理由は河の状況です。
索子が異様に高いんですよ。そして自分は索子のホンイツ。
6sはあがれないと踏んだのです。8sは赤で引っ掛ける分、多少なりとも出してくれる人がいそうです。(それでも、8sはそうそう打たれる牌ではないでしょうが)
次の話は読み飛ばしてもらってかまいませんw(感覚的な話なので…)
自分の牌姿も関係しています。4sではなく7sツモの感覚は何か縦のにおいがしたのです。
山に残っているとしたら、8sだという感覚があったわけですね。
(実際には8sは一枚もなく、6sは2枚生きていましたが…w)
結果的には下家から3900のアガリになりましたが、これがもっと強いメンツ相手ならば8sは出る牌ではないでしょうね。
6sは尚更です。
このようにあがれなさそうな高い手をとるよりも、あがれそうな打点を下げた手をとることが自分の言う、和了>打点というわけです。
高打点を目前にすると打点をとりたい気持ちもわかりますが、そこは割とシビアに、現実的な視点を持ったほうが勝ちやすいと考えているからです。(もちろん局面によっては打点を作る選択も必要にはなってくると思います。)
もう一つ和了と打点においての要素があります。
この巡目だし、リーチする人も多いのではないでしょうか。
4pツモで6000オールだし、そうすればゲームを決定づけられるアガリになります。
その選択は決して間違ってはいないと思います。
自分はダマにします。
高め4pで12000、安めの7pが出ても9600とリーチをかけなくても打点があり、この持ち点であればこの手をあがることによってほぼトップを取れます。
親リーということもあり、リーチとダマの和了率の差は結構大きいと感じます。
仕掛けが2件入っているので、降ろす意味でリーチをかけるのもアリかと思いますが、ここは確実にアガリを拾う意味でダマにします。
自分は点数を持ったら和了と打点の関係はより和了寄りになります。
いかがでしょうか。以前の記事でちょっとわかりにくく書いてしまったため、矛盾しているかの印象を与えてしまったかと思います。すみませんでした<(_ _)>
次回は打点と速度の関係について述べ、総括したいと思います。
では、おやすみなさい(*´∇`)ノ
麻雀の先生
麻雀ライターときいて思い浮かべる人は唯一だろう。
そう、福地誠先生である。
俺が高校時代にコンビニでたまたま先生の本を見かけて、手にした本は今でも覚えている。
この本ね。
高校時代はこの本と小倉孝プロの本をひたすら読んでたなぁ。
麻雀が一気に強くなったのもこの頃だ。
初心者の方には是非読んで頂きたい一冊。
分かりやすく、かつ実践的な本なので、強くなったのが実感できると思うよ。
本題に入る。
なんと、その福地先生から当ブログが紹介された。
http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/121779/118327/115039943
雀バカ大学生w
新しい響きだなぁ。
世の麻雀やってる大学生はこれからみんなこう呼ぶことにしよう、それがいい。
じゃないと俺だけがバカみたいじゃないか。。
コメント欄には記事の批判もあった。
和了>打点>速度は和了と速度は相関しているので、その優先順位はおかしいという内容だ。
これについては次回のブログで詳しく書くつもりだ。
福地先生、ホントにありがとうございました。
批判して下さった方もありがとうございます!
おかげで記事の拙いところが少し見えました!
この批判を受け止めつつ、これから良い記事が書けるよう頑張りますので良かったら当ブログでのコメントをお待ちしております!
押し引き編 part1 序盤
こんにちは(^-^)/
今回から押し引きについての基本に加えて自分の考え方を書きたいと思います!
押し引き判断は麻雀の様々な要素のなかで一番成績にでやすいです。
麻雀が強いと言われている人ほど押し引き判断が正確かつ、ぶれません。
その押し引きについて主に初心者、中級者の方に向けて書いていきます。
今回は序盤の押し引きについて書きます。
押し引きは既に手牌を開いた時点で始まっています。
え?と思った人もいるでしょうが、この考え方は重要です。
配牌の良し悪しは押し引きに直結しますからね。
まず自分の配牌が先手が取れそうか、取れなさそうかの判断をしましょう。
取れそうであれば、基本的に自己都合で打牌します。
序盤の内はフォロー牌も残してブクブクに構えて良いと思います。
麻雀はあがれる手ではしっかりアガリを拾うことは非常に重要です。
しっかりアガリを拾えないと他家のアガリ番となり、失点する可能性があるということを常に心がけましょう。
あがれば自分が失点することはありませんからね。
取れなさそうであれば安全牌を残しましょう。
ここでの安全牌は字牌もそうですが、ターツ選択も重要です。
特に親や手牌進行が早そうな人に安全なターツを残しておくことでより安全に回ったり、逆に攻め返したりすることができるので、手拍子で安全ターツを切ってしまわないようにしましょう。
麻雀は上手な人でも和了率は25%あれば良い方です。
つまり、4回に1回しか上がれないので自分のアガリ番を見極めるのは重要です。
あがれそうにないと序盤の内から判断し、一応は良いツモを逃さないかつ、放銃は避ける姿勢を持ちましょう。
今回は序盤の手組で既に押し引きは始まっているという話をしました。
ここを丁寧にするとしないとでは長い目で非常に差がつくかと思います。
常に序盤を丁寧に打つ意識(特に悪い牌配のとき)を持ちましょう。
意識し続けることで、次第に自然に丁寧な打ち方ができるようになるはずです。
意識は無意識に変わります。
続く!
影響
前回の続き
麻雀をやってる人でこの人に影響を受けた、と考える人は人それぞれいるだろう。
麻雀プロだと佐々木寿人さんとか瀬戸熊直樹さんとか多井隆晴さんだとか、ホント人それぞれだと思う。
俺はプロの麻雀も熱心に見てたし、参考になるところは取り入れていた。
だが、プロの人からすごく影響を受けたということは一度もない。
俺が今までの麻雀人生の中で正に麻雀が180°変わる最大の影響を受けたのはある天鳳プレイヤー2人だ。
その2人は…
サンマ天鳳位の=いちはら=さん
10段在籍数天鳳1位のzeRoさんだ。
俺は彼らの麻雀を食い入るように見た。
ラスの比重が大きい天鳳において点棒を持ってもなお、鬼のようにゴリ押し追っかけリーチして勝つ。
もうチーテンとってもいいのに…というところでなんの躊躇いもなくスルーして鮮やかにハネツモ。
え!こっから染めるの!?こっから3色見るの!?と思わせる手役意識。
だが、状況を見るや否やシビアに1000点をあがりにいったり、早い巡目からでもスッと降りたり。
全てが新鮮だった。
俺の引き出しには存在しない打ち方をしていた。
なぜこの牌が押せる? なぜここで降りれる?
食ってるものが違うんかなと思うくらいに、魅せられた。
そして彼らについてもっと詳しく知りたくなって、Google検索。
すると2人ともブログをやっていた。
ブログを見つけたときは嬉しかったなぁ。。
絶対に2人の麻雀をモノにしてやると思った。
お二人のブログのリンク貼っておきます!
ゼロさん→http://zero2014.blog.fc2.com
いちはらさん→http://blog.livedoor.jp/tenhouichihara/
そこに書いてあった内容は麻雀以上に(笑)驚かされた。
今さっと思い出すだけで言葉が出てくる。
思いついただけ書いてみるか。
・放銃率は高い方が良い。
・点棒に余裕があるときこそラフに攻めろ。
・親番では降りるな!相手のリーチが好形なら大体ツモられるし、愚形なら大体振り込まない。
・東場では打点を意識。その方が南場でアドバンテージが取れる。etc…
衝撃だった。 自分がいかに小さい麻雀を打ってたかが分かった。
俺は真剣に自分の麻雀を見つめ直した。
それはかなり辛かった。
なぜなら、自分のやってきた実績・自負を否定するような気がしたからだ。
天鳳をひたすら鬼打ちし、高校生活を台無しにした自分の麻雀を壊すのは怖いさ。
でも俺は彼らの麻雀が本来の麻雀打ちの姿であるように思えたのだ。
そこから試行錯誤を重ね、6段まで到達したアカウントは消し去り、過去の自分などくそほどどうでもいいと言い聞かせ、新しいこの攻撃寄りかつ門前重視の麻雀でフレッシュな気持ちで新しいアカウントを作り天鳳を1からリスタートした。
副露率は3割切っていたし、放銃率も.128くらいはあった。
するとなんということか!
今まで到達することができなかった鳳凰卓に到達できるではないか!
しかも特上を抜けたときにはトップ率3割はあった。
7段に上がったときは本当に嬉しかった。
嬉しさのあまり学校をサボったw
そして俺は毎日のようにやっていたサークルセットでも勝ちまくれるようになり、久しぶりに成長を実感できた。
そして、俺はリアル麻雀にのめり込んだ。
一旦天鳳から足を洗い、真剣に打ち込んだ。
24時間ぶっ通しでセットしたこともある。
自分はまだまだいける!と思い、大学近くのフリーのメンバーにもなった。
それもメンバー経験のあるいちはらさん、ゼロさんの影響だ。
二人のブログが無かったら絶対メンバーなどやっていない。
今はメンバー業にも慣れてきて、麻雀が楽しい。
本当にいちはらさん、ゼロさんには感謝している。
一度でもいいから、2人に会って、話がしたい。
これからも勝手に師匠にさせていただきます!!
大転換
前回の続き
サークルに入ってからというもの俺はトップ取りの麻雀をひたすら模索していた。
トップをとるためには、やはりある程度攻めに重点を置かなければならない。
天鳳のラス回避のためだけに麻雀を打っていた俺の麻雀の方針は当時はこんなものだった。
・放銃は重罪。麻雀は振り込まない事が最優先。特に親リーにはシャンテンからは勝負手であってもベタオリ。
・手組は打点より速度。先制して相手の手を潰すのは必ず守備に繋がる。
・点数状況は東場から。南場に入ってからでは遅すぎる。
ざっとこんな感じである。
まぁ、今思うとこまい麻雀を打っていたなと思うが、当時はこれが最適戦術だと信じて疑わなかった。
そしてリアル麻雀で負けを経験し、自分のスタイルの欠陥を感じたときに俺はとっさに、短絡的に思いついた。
天鳳で攻め重視の打ち手を真似すればいいんじゃないか?
当時の天鳳位で攻め派の打ち手で有名だったのはやはり「独歩」さんだった。
独歩さんの牌譜は本当に新鮮だった。
リーチがかかっても簡単には降りない姿勢、点棒をもっても自分のチャンス手ではちゃんとリスクを追い、加点する姿勢、かといってムダな放銃は絶対にしないメリハリの効いた麻雀を打っていた。
これが俺の攻撃型への転向の始まりだった。
天鳳で勝っている人で攻撃型の人は結構いる。
有名どころだと、罪歌こと木原浩一プロ、就活生さん、tatsu702さんなど放銃率の高い打ち手の牌譜はひたすら研究した。
俺の麻雀は次第に変化していき、以前の麻雀より大胆に、メリハリがある麻雀ができるようになったのが実感できた。
トップ率の低い人はこの人たちの麻雀を参考にしてみると良い。
とくにリスクばかりを気にしておりてばかりの人には特効薬になるだろう。
そんな俺の麻雀変遷期に俺の考え方を一変させる二人の天鳳プレイヤーの存在を知った…。
続く!